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こきゅう報から プラス思考 DESCRIPTION based on LAW

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プラス思考 小孫雄史

 プラス思考について述べさせていただきますが、このことのよくわかるお誘がありますので、原文のまま書かせていただきます。

 ヨーロッパのある町で、レンガ工が働いていた。そこを一人の牧師が通りかかった。見ると一人のレンガ工が、いかにもつまらなそうに仕事をしている。牧師がその男に聞いた。「あなたは何をやっているのですか。」「見ての通りさ。レンガを積んでいるんだ」牧棚はしばらく歩いていくと、楽しそうにいきいきと仕事をしている別のレンガ工に出会った。そこで牧師は同じ質問をしたところ、「私は、いま立派な教会をつくっているところですよ。」という答えが返ってきた。



同じ行為が、考え方しだいで、こうも違ってくるのである。  こういうお語ですが、前者のレンガ工は仕事でしようがないからレンガを積んでいるという気持ちで働いています。これは、マイナス思考の典型的な例です。後者のレンガ工は、気持良く仕事をする為、立派な教会を建てるという目的を設定し、働いています。後者の考え方を”プラス思考”と言います。プラス思考で仕事を楽しむことが出来ればストレスもたまらないし、これほど素晴らしいことはないと思います。現状は冷静に把握しなけれぱならないけれども、現状を打開するためには、現状をプラスに据え直していかなければならないと思います。置かれている環境の明るい面、積極的な面、短所より長所を見つめた方が得です。そういう考え方を”プラス思考"と言います。  又、プラス思考ということで面白い文章を見つけましたので、書きますと、

 カネが無ければカネを払って貧乏の修業中だと思えば楽なこと。うるさい女房も隣家の夫人がたまたま手伝いにきてくれていると思えば、礼こそ言え、腹は立たない。王族貴族も、名も無い人も目は二つで鼻一つ、足で歩いて、手でつかみ、尻でもの言う人はいない。立って半畳、寝て一畳、どんなにおごって見ても、着るものはせいぜい一着、御飯は二杯か三杯。寝だめ、食いだめも出来ず、厩の姿はみな同じ。泣いて暮らすも、笑うて住むも、同じこの世の浮世なり。



 この文章の内容は少し、極端かも知れませんが、心の持ち方ひとつで(プラス思考で考えることで)暗く、沈んだ気分にならずに、明るい気持ちで暮らすことが出来るはずです。プラス思考で生活し、仕事をし、人生を送ることで、気持ちを豊かにし、その中でこそ、前向きな建設的な考え方が生まれてきて、一歩も二歩も前進した毎日が送れるはずだし、仕事にも”はり”が出てくると思います。ぜひ、こういった"プラス思考で考える習慣を身につけていただいて、実行していただきたいと思います。


(1989年1月)

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